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チーム医療とは?必要性や職種別の役割・課題解決に病院経営者ができること

公開日/2024.08.13 更新日/2024.08.13

「チーム医療」は、医療ニーズが変わりつつある現在、さまざまな医療機関で進められています。チーム医療の体制を整えることは、どのような利点があるのでしょうか。今回は、チーム医療の基本情報から、メリット・デメリットまでご紹介。職種ごとに担う役割や、チーム医療の実践で大切なことも解説しますので、参考にしてください。

チーム医療とは?

チーム医療とは、医療に従事する各職種が業務分担や連携を図り、それぞれの専門性を活かしながら患者さん一人ひとりに適した医療を提供する体制

チーム医療は、医療機関で働くさまざまなスタッフがお互いの専門性を持ち寄って連携し、患者さんの疾患や状況に適した医療を提供する体制を指します。

複数の医療専門職が同じ目的を持って情報を共有し、ときに業務分担や役割の補完をしながら治療計画を立案。計画にもとづいて治療を実行することで、個別に治療するよりも患者さんに寄り添ったケアを実施できると考えられています。

また、各職種の専門性を活かして治療に取り組むため、医療の質の向上も期待できるでしょう。医療従事者間の連携強化によって、病気の早期発見や重症化予防など医療の安全性向上にも役立ちます。

チーム医療の必要性

・医療の高度化・複雑化が進んだため
・良質な医療を求める患者さま・家族のニーズに応えるため
・超高齢社会を医療・介護・福祉で連携して支えるため

チーム医療が必要とされる理由の1つに、医療技術の進歩が挙げられます。高度かつ複雑に進歩していく医療に対応するためには、医療スタッフのさらなる専門性の追及が欠かせません。また、自分の職種以外の専門分野への理解も必要とされるでしょう。

また、チーム医療は、患者さんやご家族から抱えるさまざまなニーズに応えるためにも欠かせません。今後訪れる超高齢社会を支えるために、医療だけでなく介護や福祉分野を含めた地域全体で協力し、連携する体制が求められています。

チーム医療の体制を整える3つのメリット

医療機関においてチーム医療の体制を整えることで、医療の質や患者さんの生活の質を向上できるなどのたくさんのメリットがあります。主な3つのメリットを詳しく見ていきましょう。

医療と生活の質を向上できる

チーム医療の体制を整備することは医療の質を高め、患者さんの生活の質を上げることに役立ちます。病気を抱えると、気持ちが落ち込むこともあるでしょう。さまざまな多職種が協力し、多角的によりよい治療計画を立てることで、患者さんの心身に合わせた迅速な治療を実現できます。

また、チーム医療の体制強化は、疾患の早期発見や早期に治療を開始できるなど予防医療の面でも効果を発揮。患者さんの生活の質を長期的に向上させるために、チーム医療は欠かせません。

医療従事者の負担を軽減できる

チーム医療の体制を整備することは、医療機関で働くスタッフの負担軽減にもつながります。それぞれの職種が専門知識とスキルを持ち寄って協力するため、個別に対応していたときに比べて業務の効率化を図れるでしょう。

また、各職種の役割が明確になることも見逃せないメリットです。各自の負担が減ることで、長期的な医療提供も可能になるでしょう。

医療の安全性向上を図れる

チーム医療には、情報共有を通じて医療ミスを防止し、安全性の一層の向上を図れるメリットもあります。それぞれの専門職の視点で患者さんを診て、協力しながら治療計画を立てるため、より安全な医療を提供できるでしょう。

専門外の分野に関しては、互いに知識を補い合いながら対応するので、1人のスタッフのみで意思決定をするよりも的確な治療計画を立てやすいです。また、急変時も迅速な対応が可能となり、いざというときに患者さんの命を守ることにもつながります。

【職種別】チーム医療において担う役割

チーム医療は、多種多様な医療専門職が治療やケアにあたります。それぞれの職種の連携と協力により、患者さんに質の高い医療を提供できるでしょう。外来への通院はもちろん、入院中においても治療をはじめ、患者さんの生活の質向上を目指し、患者さん自身の思いや価値観を尊重しながら療養生活を送れるように支援します。

チーム医療に携わる主な職種は下記の通りです。

【チーム医療に携わる主な職種】

医師の役割

・診断や治療計画を主導する
・チームに適切な指示を出す

医師は、診断や治療計画を主導するチーム医療の中心となる職種です。患者さんの症状や検査結果を評価して適した治療法を決定し、チームに必要な指示を出します。患者さんやご家族への病状説明、治療方針の共有を行うことも医師の大切な仕事です。

チーム医療の体制を強化するためには、医師の専門知識とコミュニケーション能力が重要といえます。

看護師の役割

・医療チーム全体や各職種間を調整する
・患者さんの状態を深く理解し、寄り添う

看護師は、チーム医療において全体の調整役を担う重要な存在。看護師は、医療従事者の中でも患者さんやご家族との距離が近く、不安や悩みを打ち明けやすい立場です。患者さんやご家族への理解を深め、寄り添ってサポートする役割が求められます。

また、看護師は、ケアと治療の質を向上させる中心的役割も果たします。医師の指示にもとづいて治療を実施して患者さんの状態を観察し、ときには説明を補足することもあるでしょう。

薬剤師の役割

・薬物療法の管理・提供を行う
・実際の適正使用を確認し、副作用の予防に努める

薬剤師は、医療チームにおいて薬物療法の管理と提供の役目を担っています。患者さんやご家族に薬の服用方法と注意点を説明し、実際の適正使用を確認しながら副作用の予防に努めます。

また、チーム医療においては、治療計画の策定や実施など他の医療従事者と連携して行います。

管理栄養士の役割

・患者さんの栄養状態の評価と食事プランの立案をする
・自宅での栄養管理を支援する
・入院中の適切な栄養管理を行う

管理栄養士は、患者さんの栄養状態を評価しながら、適切な食事プランを立案する専門家です。チーム医療においては、食や栄養に関する専門知識を活かし、医師や看護師、薬剤師などと連携しながら患者さんの栄養管理を行います。

食事指導や栄養教育を通じて患者さんの自宅での栄養管理をサポート。入院中の患者さんに対しても適切な栄養管理を行って、生活の質を向上させる役割を果たします。

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の役割

・各職種、患者さんのリハビリに関わる
・理学療法士:基本動作能力の回復・維持・悪化の予防をサポート
・作業療法士:日常生活動作の訓練
・言語聴覚士:言葉によるコミュニケーションのサポート

理学療法士や作業療法士、言語聴覚士は、主に患者さんのリハビリに関わる職種です。医師の指示のもと専門知識を活かしてリハビリを実施し、患者さんの身体機能の回復や生活の質の向上を目指します。リハビリの成果や患者さんの変化についてチームで共有を行い、さらなるサポートへとつなげる役割を担っています。

理学療法士は、筋力や柔軟性を向上させ基本動作能力の回復や維持を支援。作業療法士は、患者さんの自立を支援するための日常生活動作の訓練を行います。言語聴覚士は、言語やコミュニケーションの障害を持つ患者さんをサポートするなど、患者さんの状態に応じて対応します。

臨床工学技士の役割の役割

・医療機器の保守・点検・操作を行う
・医療機器の使い方をわかりやすく伝える

臨床工学技士は、医療現場におけるさまざまな医療機器の操作や保守・点検を行う職種です。人工呼吸器や血液浄化装置など、患者さんの生命に大きく関わる機器を扱います。このような生命維持管理装置を、医師や看護師と連携して操作し、患者さんの治療を支える役割を担っています。

臨床工学技士は、医療チームの中でとくに医療機器の扱いに長けている存在です。各職種と円滑にコミュニケーションを取ることはもちろん、患者さんが使用される医療機器の使い方をわかりやすく伝える能力が求められます。

臨床検査技師の役割の役割

・さまざまな検体を分析し治療に役立てる
・新しい検査方法や技術の開発に関与する

臨床検査技師は、医師の診断や治療をサポートするための検体を分析する専門家です。厚生労働省が管轄する国家資格所有者が、最新の機器を使用して検査結果の正確性を確保し、検査データを医師や看護師と共有して治療方針の決定につなげます。

チーム医療において、患者さんの治療方針を決めるうえで欠かせない重要な職種です。

診療放射線技師の役割

・放射線を利用した画像診断や治療を行う
・放射線被ばくのリスク管理を行う
・機器の保守・管理を行う

診療放射線技師は、放射線を利用した画像診断や治療を行う専門職です。厚生労働大臣の免許を受けた技師が医師の指示のもと、X線検査やCT検査、MRI検査などの画像検査を実施して診断情報を提供します。

放射線治療に深く関与し、がん患者さんなどの治療も行います。放射線被ばくのリスク管理はもちろん、機器の保守・管理までを担当し、医療の安全を支える職種です。

医療事務の役割

・病院の円滑な運営を支える
・受付や予約管理、カルテの整理など各事務業務を行う

医療事務は、病院の円滑な運営を支える重要な職種です。患者さんの受付や予約管理、カルテの整理、診療報酬の請求などさまざまな業務を担当します。直接患者さんと接する機会も多く、患者さんと医療従事者のコミュニケーションを助ける、架け橋のような役割も果たすでしょう。

チーム医療において直接治療にあたるわけではないものの、医療現場の効率化と患者さんの満足度向上に直接的に貢献する職種です。

看護補助者の役割

・看護師の補助業務を幅広く担う
・患者さんやご家族の気持ちに寄り添い、精神的なサポートもする

看護補助者は、医療機関で看護師の補助業務行ことが役割です。リネン交換や配膳・お茶出し、検査案内など、患者さんの日常生活に関わることから診療の補助に関することまで幅広く対応します。ただし、患者さんに対する看護業務は、看護師の指揮命令下で実施する必要があります。

チーム医療を実現するには医師や看護師だけでなく、看護補助者の連携も欠かせません。その中で、看護補助者は補助業務をしつつ、直接患者さんやご家族に寄り添い、精神的にもサポートする大切な役割を担います。

チーム医療を行ううえで大切なこと

単に連携するだけでは、よりよいチーム医療の体制は築けません。コミュニケーションや各職種が専門性を高めるなど、チーム医療を行う際に大切なポイントを紹介します。

コミュニケーション・連携体制を強化する

チーム医療を効果的に実施するためには、丁寧なコミュニケーションと連携体制の強化が必要不可欠です。定期的にミーティングやカンファレンスを行い、情報と目標を共有して治療方針を一致させましょう。

チームで行っているからこそ、情報の伝達ミスやコミュニケーション不足は、思わぬミスにつながりかねません。積極的に電子カルテや専用のコミュニケーションツールを活用して、情報伝達ミスを防ぐ必要があります。異なる職種同士で信頼関係を構築することこそ、連携体制の強化に重要です。

各職種がそれぞれの専門性を高める

医師や看護師、薬剤師など各職種の専門性を高めることは、よりよいチーム医療の運営につながります。各職種がそれぞれの分野の専門知識・技術を磨くことで、互いの足りない部分を補いながら患者さんの治療方針の決定に役立てられるでしょう。

ひとつの職種だけではなく、どの職種も常に専門性高める努力が必要です。

各職種が担う役割の範囲を広げる

チームで行うからこそ、役割についての理解は重要です。各職種の役割を明確にし、さらに担当する範囲を広げることでチーム医療の効果をより高められます。ひとつの職種に負担が集中しにくくなる点もメリットです。

たとえば、看護師がリハビリや栄養管理にも関与し、患者さんの全体的な健康をサポートするなど。各職種が各々の専門性を高めつつ、役割を拡大させることで、個別ではなしえなかった、質の高い医療が提供できるでしょう。

医療チームの事例

具体的にどのようにチーム医療が行われるのか、事例をもとに紹介します。

栄養サポートチーム

患者さんの健康や回復のためには、栄養管理が欠かせません。栄養サポートチームでは、患者さんの栄養状態の改善を図るため、多職種が協力して取り組みます。

医師、管理栄養士、看護師、薬剤師、リハビリテーション専門職などが連携し、栄養状態の評価や適切な栄養補給方法の提案を実施。栄養管理により、免疫力の向上や回復の促進に寄与するでしょう。

【携わる主な職種】

医師、管理栄養士、看護師、薬剤師、リハビリテーション専門職 など

褥瘡管理チーム

褥瘡管理チームは、患者さんの皮膚健康についてクローズアップし、褥瘡の早期発見や予防、悪化防止に取り組むチームです。褥瘡を予防するためには、体位変換や適切な栄養管理、皮膚の保湿など、さまざまな方面からのサポートが欠かせません。

医師、看護師、薬剤師、理学療法士などが連携して褥瘡の予防や治療を実施。定期的な評価とモニタリングを行い、そのときの患者さんの状態に応じたケアを提供します。

【携わる主な職種】

医師、看護師、薬剤師、理学療法士 など

緩和ケアチーム

病気を抱える患者さんは、痛みだけでなく心にも大きな負担を抱えています。緩和ケアチームは、患者さんの身体的・精神的な痛みや苦しみを軽減し、生活の質を向上させるよう取り組むチームです。

医師(緩和診療に係る身体症状担当の医師と精神科の医師両者)、看護師、薬剤師、公認心理師、社会福祉士などが協力して、患者さんとご家族のニーズに応じた最適なケアプランを作成します。また、患者さんの意向を尊重した精神的な支援や、ご家族のケアも同時に行っています。

【携わる主な職種】

医師、看護師、薬剤師、心理士、ソーシャルワーカー など

感染制御チーム

感染制御チームは、病院内の感染症予防と制御を専門に行うチーム。患者さんの中には免疫力が低下している方もいるため、病院内での感染制御は非常に重要です。医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師など多職種で構成されることが多いでしょう。

感染症の早期発見と迅速な対応、感染拡大の防止策の実施を行い、いざというときに備えます。また、院内感染のリスク評価や、感染症対策のガイドライン作成にも関与します。

【携わる主な職種】

医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師 など

チーム医療の課題・デメリット

チーム医療には、課題やデメリットもあります。上記3つの点について詳しく解説します。

医療従事者不足で担い手が少ない

医療現場では、医療従事者の不足が深刻な問題になっています。とくに地方や過疎地域で医師や看護師の担い手が不足し、医療サービスの提供自体が困難な状況に追い込まれていることもあるでしょう。人で不足を補うため医療従事者の過重労働も多く、それに伴う医療の質や安全性にも影響がおよんでいるケースもあります。

高齢化社会が進む中、若い世代の医療従事者を確保することが難しく、さらに問題は深刻化しています。チーム医療の体制を整えるためには、まず担い手不足を改善する必要があるでしょう。

多職種連携の教育体制が整っていない

医療機関によっては、多職種連携の教育がうまくできておらず、円滑な協力・連携が困難な場合もあるでしょう。教育や訓練不足から、各職種が専門知識やスキルを最大限に発揮できず、技量に差が生まれやすくなります。

定期的な研修などを通じて、各職種間の役割やチーム医療の重要性を理解することが大切です。教育プログラムの整備と、多職種連携の重要性の認識向上が求められています。

各職種の役割分担が明確でない

チーム医療では、各職種の役割を拡大して対応することで、よりよい治療につながります。しかし、各職種の役割が広がる一方、どこまでがその職種の役割であるかの明確な線引きがありません。不明確な役割分担で、業務の重複や抜け漏れが発生しやすくなる点はデメリットといえるでしょう。

加えて責任の所在が曖昧になると、問題が発生したときの対応が難しくなる可能性もあります。各職種の役割や業務内容をチーム内で明確に定義し、連携を強化することで医療サービスの質を向上できるでしょう。

【病院経営者向け】チーム医療の課題解決に向けてできること

課題はあるものの、チーム医療は患者さん一人ひとりに適した医療を提供できるなどメリットが多くあります。課題を解決してよりよいチーム医療に取り組むために、5つのポイントをチェックしておきましょう。

職員の教育体制を整備する

チーム医療を成功させるために、職員の教育体制を整備しましょう。各職種が最新の医療技術や知識を習得して専門知識を深めることで、チーム医療全体のレベルアップも図れます。

定期的な研修や勉強会、シミュレーショントレーニングを通じて、座学で終わらせず実践的なスキルを習得する機会を設けることが大切です。また、チームだからこそ難しいコミュニケーションや連携体制も強化しましょう。

教育体制の整備によって職員間のコミュニケーションや連携が向上し、医療の質向上を目指せます。

ひとつの職種に負担が偏らないようにする

さまざまな職種が集まるチーム医療では、特定の職種だけに負担がかからないよう注意が必要です。各職種の役割と責任範囲を明確にし、バランスよく業務分担できるようにしましょう。

とくに役割拡大をすると、どこまでがどの職種の業務であるか範囲が不明瞭になりがちです。過度な負担を防いで、チーム医療だからこそ可能な業務の効率化を目指しましょう。

チームとして目標や役割を明確にする

チームに所属するすべての職員が、目標や役割を明確にして共有しましょう。個人であっても目標や役割が曖昧だと思ったように成果は出ません。チームであればなおさらです。目標や役割を具体的にして、チーム一丸となって取り組むことで、大きな成果を生み出せるでしょう。

さらにチーム内だけではなく、地域の医療機関や関係機関と役割分担・連携を行うことで、超高齢社会にも対応できる包括的なケアを実現できます。地域の行政機関や福祉サービスとも積極的に連携を行い、総合的な生活支援を実現しましょう。

患者さんが納得して治療を受けられる体制を整える

チーム医療は、何より患者さんが中心であることを忘れないようにしましょう。患者さんが自身の疾患や状態、治療方針をよく理解し、納得したうえで治療を進められるような体制をチームとして整える必要があります。そのためには、患者さんご本人に加え、ご家族の協力が不可欠です。

医師や看護師などの専門職からわかりやすい説明を行い、患者さんとご家族が主体的に治療に参加できる環境を整えましょう。患者さんが納得して治療を進められることは、患者さんの満足度向上にもつながります。

チーム医療を推進するツールを活用する

各職種の連携や業務を円滑に進めるためのツールを導入してみましょう。カンファレンスなど直接集まって情報を共有することは大切ですが、チーム医療では多種多様な専門性を持ったスタッフが集まります。それぞれ他の業務もあるため、時間が合わないこともあるでしょう。

情報共有の漏れを防ぐために、コミュニケーションツールや情報共有ツールなど、業務の効率化につながるツールの導入がおすすめです。電子カルテシステムや電子処方箋なども有効な手段といえます。

チーム医療の体制を整備して、患者さんにとってよい治療を

チーム医療の体制を整備・強化することで、さまざまな専門性を持つスタッフが連携し合い、患者さん一人ひとりに適した医療の提供を目指せます。治療面だけでなく生活の質を向上させるメリットもあります。ただし、役割の線引きが曖昧になったり、情報の共有漏れが起こったりする可能性がある点には注意が必要です。課題も知ったうえで、チーム医療の体制を整えましょう。

ソラストの病院経営支援サービスは、医事業務受託で蓄積した業務運営の経験をもとに、病院経営におけるさまざまな課題解決について専門スタッフが支援いたします。病院の経営者様はぜひご相談ください。

著者プロフィール

著者:ソラストオンライン
サイト管理人
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