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ソラスト、AIが抽出した社員への追加フォローで離職率が大幅に減少
人工知能を活用した新入社員離職防止の取り組み効果を公表
医療事務関連サービスを提供する株式会社ソラスト(本社: 東京都港区、代表取締役社長: 石川 泰彦)は31日、2017年6月上旬から行ってきた人工知能(AI)活用による新入社員の離職を防ぐ取り組みの効果検証結果を公表しました。
AIによって退職リスクが高いと判定された社員に離職防止の追加フォローを行ったケースでは、それを行わなかったケースに比べ、離職率に有意な差が出ることがわかりました。これによって、AIの有効性が確認できました。
ソラストは、全国1,500以上の医療機関で、受付や保険請求等の医療事務関連サービスを提供しております。2万人以上の社員が従事しており、新入社員は年間で約5,000人に及びます。
ソラストでは新入社員に対して、コミュニケーションシート(アンケートと自由記入)を使って年間7回の面談を行っています。シートの内容をAIがテキスト解析することで、面談者が見逃してしまうような文章や表現の機微を捉え、退職リスクを捕捉する取り組みを2017年6月上旬に開始しました。
今回の検証は、AIが捕捉した社員が、本当に退職リスクの高いケースなのかを確認するため、2017年9月から半年間実施したものです。
この結果、AIは退職リスクが高い社員を抽出していることがわかり、同時に退職リスクが高い社員に適切な対策を打てば、退職を防ぐことができる可能性があることがわかりました。
ソラストは、生産性を飛躍的に向上させながら、高いクオリティのサービスを提供していくため、今後もAIをはじめとした有効性の高いICTを積極的に活用することで、サービス業のデジタルカンパニーへの脱皮を図っていきます。
詳細につきましては、以下のプレスリリースをご覧ください。
株式会社ソラスト 2018年5月31日プレスリリース
【株式会社ソラスト、人工知能が抽出した社員への追加フォローで離職率が大幅に減少】(PDF816KB)
(参考)2017年3月/人工知能を活用した新入社員離職防止の取り組み開始 プレスリリース
株式会社ソラスト 株式会社FRONTEO 2017年3月9日プレスリリース
「ソラスト、FRONTEOの人工知能KIBITを活用し、新入社員の離職を防ぐ取り組みを開始」(PDF967KB)
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- ■ 株式会社ソラスト 情報・コミュニケーション企画部 広報室
- TEL:03-3450-2724